代表プロフィール


代表/母袋博嗣(もたいひろし)について

35年に渡る日本アイ・ビー・エム(株)勤務を経て、2014年に定年退職しました。在職中の経験を活かした事業を営んでおり、2017年3月から「グローバル人材養成コーチ」と名乗ることにしました。

普通未満のスタート

このサイトでは、一貫して、中学に入って初めて英語に本格的に接する日本人のことを”普通の日本人”と呼んでいます。

 

その意味では、私は、英語に関しては”普通”とも言えないスタートでした。育ったのが田舎(長野県の上田)で、当時は、たまに遠くから見かける教会の牧師さんが目にする唯一の外国人でした。中学に上がった時点では、「ワン」、「ツー」、「スリー」・・・・・・、「テン」が知っている英語のすべて。

実際、英語の授業で、”right”や”left”を習って、初めて、野球の守備位置を「ライト」とか「レフト」などと呼んでいたことに合点がいきました。その程度のことが、私にとっては、アハ!体験だったのです。

 

というありさまでしたが、中学高校を通して、英語の成績は良かったと言えます。今から思うと、二つの理由があったかと思います。

 

まず、母親がどこからか評判の良い英語塾のことを聞きつけてきて、そこに中学の3年を通してお世話になりました。その先生は、6畳の畳張りに15人くらいの生徒を詰め込んで、中一の最初の頃に、文法(特に文型)と発音記号を叩き込んでいました。この辺は議論があると思いますが、物心ついてから始める勉強としての英語を考えたときには、理にかなっていると思います。

 

もう一つの転機は、高一の時に何気なく訪れました。翌日の予習のつもりで、ベットに寝転がって教科書を読んでいる時でした。大きな声を出して20回くらい読むと、それだけで、文章を丸ごと覚えられることに気がついたのです。そうやって授業に臨むと、あてられてもまごまごすることはありません。

 

また、一度完全に覚えたところは、ある程度時間が経っても、何回かの音読でまた元に戻ることも分かりました。そして、この方法は定期テストの時に絶大な効果を発揮しました。なぜなら、教科書からの出題については、答えを覚えてからテストに臨むようなものだからです。穴埋め問題に至っては、答えが勝手に口を突いて出てくるのです。自分では、密かに、「合法的カンニング」と呼んでいました。

 

何年も後になって、”「超」勉強法”(野口悠紀雄著)という本の中で、同じようなやり方が「教科書丸暗記法」として紹介されているのを知りました。やはり、暗誦こそが語学の最強の勉強法ですね。

在職中は、うっとうしい上司

在職中は、ソフトウエア製品の開発部門やサポート部門のマネジャーを長年勤めました。今だから白状しますが、その間、本来の仕事よりも熱心に取り組んだことがあります。それは、部下や有志を集めて英語文献の輪読会を主催することで、以下を教材にしました。


  • Inside OS2
  • Inside Notes
  • Operating System Fundamentals
  • The Singularity Is Near(※)
  • Eat That Frog!(※)


これらは全部、私が選んだもので、「英語の復習だけでなく、業務にも関係するから・・・」というもっともらしい理由が立つものもありますが、そうでないものも並んでいます。(※)

今から思うと、ひとりでは怠けてしまい読み切れそうにないものに対して、輪読会というプレッシャーを自分にかけていたのかも知れません。お付き合い頂いた方にとっては、うっとうしい上司だったでしょうね。

略歴

日本アイ・ビー・エム(株)在職中は、主に、ソフトウエア製品の開発及びサポート部門のマネージャーを歴任。2年間の米国滞在経験があります。 また、以下の論文の翻訳を担当。

  • 日経サイエンス 1998年2月号 「コンピュータウイルス VS デジタル免疫系」
  • 日経サイエンス 1999年4月号 「崖っぷちのコンピューター2000年問題」

 

1954年長野県生まれ。東京大学卒。