英語に限らず、望み(目標)には、決して叶わないものと、必ずや叶うものがあります。


英語の目標(望み)を持っている二人の人がいるとします。「Aさん」と「Bさん」です。
二人の目標は・・・、
Aさん ⇒ 「言いたいことが言える英語力を身に着けたい。」
Bさん ⇒ 出張でUSの空港に着き、レンタカーカウンターで車を借りる時、 「今回は、荷物が多いから、ひとつ上のクラスに変えて、日本車にしてください。 あと、私はここを頻繁に使うので、新車だと嬉しいですね・・・」という感じのことが言える。
どう、思います?
きっと、Aさんの目標が実現することは絶対になく、Bさんの目標は、やり方が正しければ、必ずや実現するでしょう。
この違い、分かります?
Aさんの目標は曖昧で、何から始めたら良いのか、どのくらい進んでいるのか、次にどうすべきか、本当に実現できたかどうか誰にも分からないのです。つまり、実現に向けての戦略も立てられず、達成できたか否かの判断基準もはっきりしません。
それに対して、Bさんの目標は具体的で、まるで手に取るようです。 そして、その目標が実現した時に起こることもリアルに目に浮かびます。 例えば、「500マイルも走っていないピカピカの新車を駆ってさっそうと空港を後にする・・」という光景が、目に浮かびませんか?
つまり、目標というのは、手に取るように、具体的であればあるほど、達成への戦略も立てやすく、それを達成した時のワクワク感も味方になって、やる気も維持できるのです。
次の、「Cさん」、「Dさん」の目標も手に取るように具体的で、それを達成した時の様子も目に浮かぶようで、考えてだけで、ワクワクしてきます。 ですので、きっと実現します。
Cさん ⇒ 開発部門VPとのテレカンで、「私の担当する〇〇社に納入した製品で不具合があります。 開発部門に報告してから既に2ヶ月経っていますが、原因も分かっていません。 これがネックになって、別プロジェクトへの提案も聞いてもらえない状況です。」と切り出して、状況の説明を始める・・・。
その時 ⇒ VPの目の色が変わるのが電話越しに伝わってくる。 同席している後輩からは、「先輩、さすがですね・・・」という眼差しを感ずる。
Dさん ⇒ 過去3年に渡って、600点台前半をウロウロしていたTOEICで、ようやく、昇進に必要な730が取れた。
その時 ⇒ スコアシートの写しを持っていった時の上司の表情を思い浮かべてみましょう。 (そうです。 本人以上に、気を揉んでいたのです!)
と言うことで、
You need to be crystal clear about your goals. (目標に関しては、クリスタルの様に、クリアでないといけません。)
先ずは、クリスタルクリアな目標を一緒に決めましょう。アハ・モーメンツでは医学部を目指す学生さんを主に対象としていますが、ビジネス英語の経験も豊富です。ご関心のある方は問い合わせフォームからご連絡ください。